求人の中では経験者を求めているところもある
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経験者が求められる教育業界の求人

求人の中では経験者を求めているところもある ネットで「教育業界の離職率が高い」という記事を見かけました。学校・塾業界を合わせてということだと思います。何かと風当たりの強い教育業界、それでなくても子供相手というのは想像以上にストレスのたまることだと思います。実際、私の働いている塾でも離職率は決して低いとは言えない。また、この業界の離職率の高さには収入の低さもあると思います。他の業種に比べれば、時間外労働などの多さに比べて収入は少ない方だと思います。しかし、離職率が高いということは、裏を返せば求人も多いと言えます。特に塾業界などは以上のような事情で慢性的に人不足だったりする。「35歳定年制」なんていう風に自嘲していた時代も今や昔。使えない新人でもなんでも、授業が回るのなら猫の手でも借りたいというのが本音です。だからこそ、経験のある人ならなおさら必要とされるわけです。教育業界は離職率が高いのと同時に、実は中途採用率も高い。社を辞めた人間がどこに再就職するのかなと聞いてみたら、別の塾、という事例は思いのほか多い。逆に他塾から中途採用でわが社の門を叩くという例もけっこう多いものです。

中途採用が多くなる要因として、こういった塾業界の構造的な仕組みもあるかもしれません。けっきょく塾をやめた人間が他塾に移るということが当たり前になってくると、塾間で人のつながりができてきます。ヘッドハンティングとまではいかなくても、知り合いのつてをたよって引き抜きや再就職というのがしやすい環境が整っているわけです。

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